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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0082002-10 
授業科目名
情報リテラシーA【T(2)】 
授業科目名(英字)
Information Literacy A【T(2)】 
時間割
1Q 水曜日 3校時 T3101
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

荒木 裕行

ナンバリングコード・水準
B1 
ナンバリングコード・分野
INF 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
acd 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lx 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
情報リテラシーB 
履修推奨科目
学習時間
授業90分×8回+自学自習(準備学習15時間+事後学習15時間) 
授業の概要
香川大学に入学する学生が早期に身につけるべき情報リテラシーを学習するために、1年次生対象に開講される必修科目です。情報リテラシーとは、コンピューターが使えるというだけではなく、その技術を利用して、さまざまな情報を収集・分析し、適切に判断する能力、それらをモラルに則って活用する能力のことです。座学・演習を組み合わせ、パソコンを操作しながら授業を進めます。この科目では、これからのデジタル社会を生きるうえで必要な知識を習得することができます。 
授業の目的
現在、コンピュータやネットワーク(IT技術)は社会の基盤として活用されています。簡単な文書作成だけでなく、いろいろな設計情報やデータの整理、報告書の作成をコンピュータで行っています。また、メールやメッセンジャー、Webシステムによって人の間のコミュニケーションにIT技術が用いられています。そこで、IT技術の基礎的な知識や利用方法を習得することを目標とします。 
到達目標
1.パソコンの基本的な機能を理解し、効率的に操作できる。(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応)
2.ウェブブラウザの機能を理解し、種々のネットワークサービスが活用できる。(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応)
3.電子メールの設定、送受信ができる。(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応)
4.インターネットや学内機器を利用する際のルールとマナーがわかっている。(共通教育スタンダードの「市民としての責任感と倫理観」に対応)
5.インターネット上には様々な質の情報があることを踏まえ、情報を適切に検索できる。(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応)
6.香川大学付属図書館利用のマナーを理解し、所蔵の図書・雑誌等を検索できる。(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応)
7.文書作成ソフトを利用し、図表を含めレイアウトされた文書を作成できる。(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応)
8.表計算ソフトを利用して、基本的な計算・集計とグラフの作成ができる。(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応)
9.プレゼンテーションソフトを利用して、スライドや配布資料を作成できる。(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応)
10.基本的な情報倫理とセキュリティについて説明できる。(共通教育スタンダードの「市民としての責任感と倫理観」に対応) 
成績評価の方法
期末試験は行わない。授業中に課せられる課題(宿題も含む。到達目標の1~10に対応。)により評価する(課題100%)。課題の提出期限は厳守すること。なお、遅刻や授業中の取組み姿勢は評価に加味する。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
第1週:授業ガイダンス、大学で利用可能な各種Webサービス(学習支援システム、メール、図書館システム等)、大学でのPC利用の注意点
第2週:PCの基本、インターネットの活用
第3週:文書作成(Wordの概要、書式設定の基本、フォント、図等の挿入等)
第4週:表計算(1)(Excelの概要、セル操作、ファイルの保存と読込等)
第5週:表計算(2)(Excelの関数の利用、参照、図の作成等)
第6週:プレゼンテーション(1)(PowerPointの概要、様々なデザイン、画像の挿入等)
第7週:プレゼンテーション(2)(アニメーション、スライドショー、配布資料の作成等)
第8週:情報倫理とセキュリティ
ただし、上記の内容は変更する可能性があります。

【授業および学習の方法】
授業は座学と演習を組み合わせて進めます。
各種サービスやソフトウェアについては、自分のノートPCを用いて実際に利用することで学習してください。授業で扱った内容は、自学自習のみならず他の科目の課題などでも積極的に利用してください。香川大学図書館eBookLibraryには情報リテラシーに関する電子図書が充実しているので、それらも積極的に利活用してください。
この科目は全回対面授業を行います。なお、状況によっては全て又は一部の回の授業形態を遠隔に変更する可能性があります。

【自学自習に関するアドバイス】
第1週:実際に学内情報サービスを利用して理解を深める。また、PC利用の注意点を理解する。(4時間)
第2週:PCの基本操作やマナーについて理解する。また、インターネットの活用方法やネットワーク技術について理解する。(4時間)
第3週:Wordの様々な機能を利用し、文書ファイルを作成する。(4時間)
第4週:Excelの基本的な機能を利用し、表計算ファイルを作成する。(3時間)
第5週:Excelの関数やグラフ等の機能を利用し、効率的な演算処理やグラフの作成を行う。(4時間)
第6週:PowerPointの基本的な機能を利用し、スライドを作成する。(3時間)
第7週:PowerPointの様々な機能を利用し、各種マテリアルを作成する。(4時間)
第8週:基本的な情報倫理とセキュリティを理解する。(4時間) 
教科書・参考書等
購入の義務はありませんが、以下を参考書として指定します。
・キーワードで学ぶ最新情報トピックス 2025 e-Learning版(香川大学 Moodleを通じて利用可能です。利用方法は授業内で説明します。) 
オフィスアワー
水曜日12:00~13:00(創造工学部2号館3階(北))
上記時間帯に都合がつかない場合には,電子メールで氏名、おおまかな質問内容と希望日時を知らせて下さい。折り返し対応できる日時を連絡します。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
種々の講義、実験、演習、実習をはじめ卒業研究に至るまで、本授業で得られた知識・技術は様々な局面で係わります。演習を取り入れた授業である点に留意し、欠席・遅刻することなく積極的に授業に参加することを望みます。授業には、事前に指定するスペックをもつノートパソコン、AC電源アダプタ、マウス等を持参すること。その他、授業に必要な解説書等も指示に応じて持参すること。 
参照ホームページ
メールアドレス
araki.hiroyuki@kagawa-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連
特記事項
障がい等により本授業の受講に際し特別な配慮を要する場合は、所属学部・研究科の学務係(医学部・医学系研究科は学生係)又はバリアフリー支援室に事前に相談してください。