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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0082002-09 
授業科目名
情報リテラシーA【T(1)】 
授業科目名(英字)
Information Literacy A【T(1)】 
時間割
1Q 水曜日 5校時 L-523
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

松井 哲也

松岡 慧

ナンバリングコード・水準
B1 
ナンバリングコード・分野
INF 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
acd 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lx 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
大学入門ゼミ、計算機入門 
履修推奨科目
学習時間
(講義+演習)90分× 8回+ 自学自習(準備学習15時間+事後学習15時間) 
授業の概要
香川大学に入学する学生が、早期に身につけるべき情報リテラシーを学習するために、1年次生対象に開講される必修科目である。情報リテラシーとは、コンピューターが使えるというだけではなく、その技術を利用して、さまざまな情報を収集・分析し、適切に判断する能力、それらをモラルに則って活用する能力のことである。座学・演習を組み合わせ、パソコンを操作しながら受講する実習形式の授業である。 
授業の目的
現在、コンピュータやネットワーク(IT技術)は、社会の基盤として活用されている。すなわち、簡単な文書作成だけでなく、いろいろな設計情報やデータの整理、報告書の作成をコンピュータで行っている。また、メールやメッセンジャー、Webシステムによって人の間のコミュニケーションにIT技術が用いられている。そこで、IT技術の基礎的な知識や利用方法を習得することを目標とする。 
到達目標
1.パソコンの基本的な機能を理解し、効率的に操作できる。
2.ウェブブラウザの機能を理解し、種々のネットワークサービスが活用できる。
3.電子メールの設定、送受信ができる。
4.インターネットや学内機器を利用する際のルールとマナーがわかっている(共通教育スタンダードの「市民としての責任感と倫理観」に対応)。
5.インターネット上には様々な質の情報があることを踏まえ、情報を適切に検索できる。
6.香川大学付属図書館利用のマナーを理解し、所蔵の図書・雑誌等を検索できる。
7.文書作成ソフトを利用し、図表を含めレイアウトされた文書を作成できる。
8.表計算ソフトを利用して、基本的な計算・集計とグラフの作成ができる。
9.プレゼンテーションソフトを利用して、スライドや配布資料を作成できる。
10.情報セキュリティ、情報モラルについて説明できる(共通教育スタンダードの「市民としての責任感と倫理観」に対応)。

※1.~3.および5.~9.の到達目標は共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」と「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応する。 
成績評価の方法
毎回の課題10点(満点)×8回の合計に100/80を掛けて100点満点で評価し、60点以上を合格とする(到達目標1.~10.に対応)。期末テストは実施しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業の方法】

各自のノートPCを利用した演習を含む講義を行う。

【授業計画】

第1週:授業ガイダンス、PC教室の使い方、香川大学web mail、各種Webサービス(図書館システムを含む)
第2週:情報セキュリティ、情報モラル
第3週:文書作成(1)(Wordの概要、書式設定の基本、フォント、文字飾り等)
第4週:文書作成(2)(図等の挿入、アウトラインの設定、特殊な編集等)
第5週:表計算(1)(Excelの概要、セル操作、ファイルの保存と読込)
第6週:表計算(2)(Excelの関数、図の作成、データベース機能)
第7週:プレゼンテーション(1)(PowerPointの概要、様々なデザイン、画像の挿入)
第8週:プレゼンテーション(2)(アニメーション、スライドショー、配布資料の作成)

【自学自習に関するアドバイス】

各種ソフトウェアは「習うより慣れろ」ということで習った内容は、自分のノートPCを用いて自学自習や他の科目の課題などで積極的に使ってください。また、香川大学図書館 eBookLibraryに、情報リテラシーに関する電子図書が充実しているのでそれらも積極的に利活用ください。

各回において準備学習2時間、事後学習2時間程度の自学自習を推奨します。準備学習は前回の振り返りやハンドアウトなどの資料を見て不明な点などの事前調査などです。事後学習は授業から余り時間をおかずにその回の復習をしたりすることが挙げられます。また、夏休みなどの長期休暇での全体的な復習として事後学習に時間配分しても結構です。

この科目は基本的に対面授業を行います。ただし、反転学習の形式を取り込んだ対面授業となります。詳細は第1週の授業ガイダンスで説明します。一部の授業回では遠隔授業を行います。なお状況によっては授業形態を全て対面または遠隔へ変更する可能性があります。遠隔授業に切り替えて授業実施する場合は、カダサポや電子メールでの案内に注意ください。 
教科書・参考書等
【教科書】
書名  「30時間アカデミック office2021版」
著者  杉本くみ子, 大澤栄子(著)
ISBN  978-4-407-35943-5
出版社 実教出版(2022)
定価  1,430円(税込み)
※再履修者は既に持っているテキストを使用しても構いません。

【参考書】
授業時に適宜紹介する。 
オフィスアワー
日時:金曜2時限目(松岡),月曜3時限目(松井)
場所:幸町北キャンパス5号館305号室(松岡),幸町北キャンパス5号館304号室(松井)
不在時は電子メール(matsuoka.kei@kagawa-u.ac.jp, または matsui.tetsuya@kagawa-u.ac.jp)を利用されたい。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
演習主体の講義のため、ノートPCや周辺機器など必要機器は忘れず持参してください。また、無断欠席や演習課題の未提出がないように履修してください。 
参照ホームページ
香川大学Moodle: https://kadai-moodle.kagawa-u.ac.jp/

香川大学図書館 eBookLibrary: https://w3.lib.kagawa-u.ac.jp/
※アクセス後eBookLibraryのバナーをクリックすること。学内からは認証なしでアクセスできる。 
メールアドレス
matsuoka.kei@kagawa-u.ac.jp(松岡), matsui.tetsuya@kagawa-u.ac.jp(松井) 
教員の実務経験との関連
特記事項
障がい等により本授業の受講に際し特別な配慮を要する場合は、所属学部・研究科の学務係(医学部・医学系研究科は学生係)又はバリアフリー支援室に事前に相談してください。