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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0082002-08 
授業科目名
情報リテラシーA【M(2)】 
授業科目名(英字)
Information Literacy A【M(2)】 
時間割
2Q 水曜日 4校時 マルチメディア実習室
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

加藤 育子

川人 潤子

野口 修司

ナンバリングコード・水準
B1 
ナンバリングコード・分野
INF 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
acd 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Ex 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
情報リテラシーB 
履修推奨科目
学習時間
講義、演習90分×8回(うち第1、2回は第1クォーター開始時の1、2週目)+自習学習(準備学習30時間+事後学習30時間) 
授業の概要
【注意事項】当科目は医学部看護学科生、臨床心理学科生の必修科目です。
【概要】本科目は、香川大学に入学する全学生が早期に身につけるべき情報リテラシーを学習するために1年次生対象に開講される必修科目で、講義とPCを用いた演習を組み合わせた授業です。情報リテラシーとは、コンピュータが使えるというだけではなく、その技術を利用してさまざまな情報を収集・分析し、適切に判断する能力とそれらをモラルに則って活用する能力のことです。入学前に高校の教科「情報」などすでに情報リテラシーを身に付けている学生が少なくないですが、この授業でその内容を点検し、不足している部分を補うことによって、全学生が授業の達成目標をクリアすることを目指します。 
授業の目的
現在、コンピュータやネットワーク(IT技術)は、社会の基盤として活用されている。すなわち、簡単な文書作成だけでなく、いろいろな設計情報やデータの整理、報告書の作成をコンピュータで行っている。また、メールやメッセンジャー、Webシステムによって人の間のコミュニケーションにIT技術が用いられている。そこで、IT技術の基礎的な知識や利用方法を習得することを目標とする。 
到達目標
1.電子メールの設定、送受信ができる。
2.インターネットや学内機器を利用する際のルールとマナーがわかっている。
3.インターネット上には様々な質の情報があることを踏まえ、情報を適切に検索できる。
4.香川大学付属図書館利用のマナーを理解し、所蔵の図書・雑誌等を検索できる。
5.文書作成ソフトを利用し、図表を含めレイアウトされた文書を作成できる。
6.表計算ソフトを利用して、基本的な計算・集計とグラフの作成ができる。
7.プレゼンテーションソフトを利用して、スライドや配布資料を作成できる。
8.情報セキュリティ、情報モラルについて説明できる。
(全て共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」、「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応、2. 8.は「市民としての責任感と倫理観」に対応) 
成績評価の方法
講義毎の提出物とプレゼンテーション(100%)(到達目標1~8すべてに対応)により評価を行う。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
この科目は基本的に対面授業を行います。なお状況によっては授業形態を全て遠隔へ変更する可能性があります。
対面の場合,医学部マルチメディア実習室の情報機器を使用します。講義、演習後課題を提出します。
第1回 情報機器操作時の基本的、また倫理的な注意点。香川大学のコンピュータ・ネットワークサービスの概要。
第2回 図書・文献検索の方法と電子メール(学内メールの転送設定、メールの送り方等)
 第1、2回は第1Q(クォーター)の講義開始第1、2週水4限に行う。第3回以降は第2Qに行う。
第3回 医学部生としての情報リテラシー(コンピュータウィルスや守秘義務、個人情報管理について)
第4回 Power point(1)基本的な操作方法。
第5回 Power point(2)操作の応用的実践。
第6回 Word&Excel(1)基本的な操作方法。
第7回 Word(2)操作の応用的実践。
第8回 Excel(2)操作の応用的実践。

【自学自習に関するアドバイス】まずはマルチメディア自習室や自身のPCに触れてほしい。
PC、スマホの検索エンジンを利用したり、図書館PCなどで資料を検索することを積極的に行うことは、当科目で修得した技能を応用する上で大切であり、それ自体が復習となります。
 また学習した内容の応用による資料の検索、Wordによるレポート作成、Excelによるデータの整理・解析、Powerpointによる発表スライドの作成・プレゼンテーション等は全て、当科目の予習・復習となります。(各回4時間、ただしPC等を用いての他科目の資料検索や資料作成の時間を含めていい)
 授業計画を見て自分の苦手な所を把握し、基本的な事柄は事前にPC操作等により予習して理解しておくこと。週を重ねるごとにそれまでに修得したことの応用が必要となるため、わからないまま放置しないこと。 
教科書・参考書等
医学部マルチメディア実習室PCはWindows&Officeです。
参考文献を含め本の購入の義務はありません。上記に関わる書籍等を参考にされてください。
参考文献 情報トピックス2025 日経BP社(2025年1月に出版予定と思われる) 
オフィスアワー
この科目終了後、マルチメディア実習室で。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
入学時に情報メディアセンターから配布される学生用メールアカウント、ログインパスワードが必要。毎回必ず持参のこと。ただし、自前のノートパソコン(医学部の必携パソコンの基準を満たすもの)を持ち込むことも可能。マルチメディア実習室内は飲食禁である。 
参照ホームページ
メールアドレス
教員の実務経験との関連
現在教員の立場で実際にPCを用いて情報収集、文書やプレゼンテーション資料の作成、表計算等を行なっており、基本的な情報スキル、情報モラルを受講生とともに共有したいと考えています。また第1は医学部ネットワーク管理室の方からも説明があります。 
特記事項
障がい等により本授業の受講に際し特別な配慮を要する場合は、所属学部・研究科の学務係(医学部・医学系研究科は学生係)又はバリアフリー支援室に事前に相談してください。