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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
9835180-1 
授業科目名
(特)観光地マネジメント 
授業科目名(英字)
Destination Management 
時間割
前期前半 火曜日 6校時
前期前半 火曜日 7校時
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

藤田 明久

原 真志

中村 正伸

ナンバリングコード・水準
M3 
ナンバリングコード・分野
RGM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
BAX 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lg 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
地域活性化と観光創造  実践型地域活性化演習 
履修推奨科目
学習時間
講義90分 × 15回 + 自学自習(準備学習 30時間 + 事後学習 30時間) 
授業の概要
この授業は、地域活性化の重要要素の一つである「観光」をテーマに実践的な知識を学びます。講師は、観光地域マネジメント組織「せとうちDMO」を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションの元社長です。授業では、2016年の組織立ち上げ以降「せとうちDMO」が取り組んだ「観光を起点とした地域活性化」事例を活用して、実践的な知識とヨコ展開可能な理論を習得します。 
授業の目的
観光地をマネジメントする上で、必要とされる考え方を体系的に理解することで、行政サイド・事業者サイド・住民サイドといった各々の立場において、どう考え、どう行動するべきかを十分に理解し、修了後に実践できるようになります。 併せて、MBAで学ぶ様々な考え方やメソッドについて実務面においてどのように使うのか、授業の中で実際に活用することで、知識が骨肉になる過程を理解します。 
到達目標
1.授業で扱う「観光地のマネジメント」について、観光地におけるマネジメントの基本的な考え方を、一般論として説明することができる。(DPの「専門知識・理解」に対応)
2.自治体、事業者、住民といった各々が現在所属する立場において、どのような考え方で「観光地のマネジメント」に取り組むべきか、この授業で得た知識を応用した一貫性のあるオリジナルな戦略を立案し、説明することができる。(DPの「研究能力・応用力」に対応)
3.現在関わりを持つ/持ちたいエリアについて、どのような考え方で「観光地のマネジメント」に取り組むべきか、この授業で得た知識を活用した、オリジナルで一貫性を持った骨太の戦略を立案し、説明することができる。(DPの「研究能力・応用力」に対応) 
成績評価の方法
期末個人レポート50%(特に到達目標3に対応)、期中に行うグループ発表やディスカッションにおける発表・発言30%(特に到達目標2に対応)、期中全般における質問・発言20%(特に到達目標1に対応) 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】(履修者の構成により、第2回以降の内容が前後したり、変更する場合がある)
第 1回 オリエンテーション・チェックイン
第 2回 国の観光政策と地域経済における観光の重要性 
第 3回 ケース① 尾道での取り組み
第 4回 ディスカッション① センター組織の役割①、PMVV・地域産業論
第 5回 ケース② 大洲での取り組み
第 6回 ディスカッション② センター組織の役割②、ターゲット論・中期計画論
第 7回 ケース③ 長門湯本での取り組み
第 8回 ディスカッション③ センター組織の役割③、組織体制論
第 9回 ケーススタディ④ 広域DMO(せとうち、四ツー)の取り組み
第10回 ディスカッション④ センター組織の役割④、ポストコロナの観光政策論
第11回 個人ワークの中間発表
第12回 未来への論点① センター組織の財源問題
第13回 未来への論点② 観光産業の人手不足問題とDX
第14回 未来への論点③ データの利活用問題
第15回 個人ワークの最終発表・チェックアウト
 
【授業および学習の方法】
授業は、講義→グループワーク→ディスカッションを交互に進めることで、スムーズな理論習得と実践力体得を目指す。
並行して個人ワークを行うが、授業やディスカッションで得た知見を適宜反映させていきながら、最終回で発表を行う。
なお、履修者の関心や必要性に応じて、期中で授業の内容(取り上げる題材)や講義の順番を変更する可能性がある。また、ディスカッションを行う都合上、感染症の状況によっては三密を避けるためにオンラインで授業を実施することがある。

【自学自習のアドバイス】
第1~2回、12~14回
国(観光庁)の観光政策や瀬戸内7県を始めとした各地の観光施策を扱ったマス媒体およびデジタル媒体の記事を積極的に摂取し、授業で紹介できるように整理・準備する。(準備学習時間10時間)
第3~10回
授業中に提示された分析テーマに対して、グループ内で情報を集め、ディスカッションを行い、要点をまとめ、次回の授業で発表する準備を行う。(事後学習時間30時間)
第11、15回
自らが所属もしくは選択した地域を題材に、観光地マネジメントに関する計画案をまとめ、発表準備を行う。(準備学習時間20時間) 
教科書・参考書等
参考書や参考となるWebサイト等は、授業中に適宜紹介します。 
オフィスアワー
平日10時~17時、メールもしくはテレビ会議 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
地域創生においてリーダーシップを発揮したい方に、積極的に受講いただきたい。観光地域の事例に対するディスカッションが授業の中心になるので、M2での履修を推奨する。なお、実務で観光ビジネスや地域開発に関わった経験がある場合は、その限りではない。 
参照ホームページ
メールアドレス
fujitad2c@gmail.com 
教員の実務経験との関連
(担当教員)藤田 明久
(世話役教員)原 真志
(授業責任者)中村 正伸