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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
9835070-1 
授業科目名
企業倫理 
授業科目名(英字)
Business Ethics 
時間割
前期前半 土曜日 5校時
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

岡本 人志

三好 秀和

中村 正伸

ナンバリングコード・水準
M3 
ナンバリングコード・分野
BSN 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
CBA 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lx 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
講義90分 × 15回 + 自学自習(準備学習20時間+事後学習・レポート作成40時間) 
授業の概要
企業の目的は何か、企業のモラルと倫理とは何か、企業の反社会的行動はなぜ生じるのか、企業に対してなぜ倫理が求められるのか。これらの諸問題について、経営学の理論と事例研究が蓄積してきた成果に基づいて考えたいと思います。毎回、授業内容をまとめたレジュメを配布し、それに沿って授業を進めます。 
授業の目的
企業倫理の理論と事例を学習し、レポートの作成とその指導を通じて、企業倫理に対する考え方を身につける。 
到達目標
1.企業の反社会的行動の予防と発生したときの解決のために参考にすることができる基本的な知識を習得する。(DPの「A:専門知識・理解」に対応)
2.これによって、受講者が抱いていた企業倫理についての考え方が変わることを到達目標としたいと思います。(DPの「B:研究能力・応用力」「C:倫理観・社会的責任」に対応) 
成績評価の方法
授業への取組み姿勢、討論への参加の意欲、レポートなどを総合して評価します。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
第1回 ガイダンス、企業目標論と企業の社会的責任論
第2回 日産、スバル、KYB、レオパレスなどの事例から学ぶこと。

[理論編]
第3回 経営学の企業目標論と企業の社会的責任論
第4回 企業の社会的責任論の吟味
第5回 企業行動のモラル化、その三つのレベル
第6回 まとめと討論

[事例編]
第7回 ネスレ社の事例(1)
第8回 ネスレ社の事例(2)
第9回 ネスレ社の事例から学ぶこと、理論面で
第10回 ネスレ社の事例から学ぶこと、実践面で
第11回 まとめと討論

[レポート作成の指導]
第12回 担当教員が収集した事例の報告
第13回 授業参加者による事例の発表(1)
第14回 授業参加者による事例の発表(2)参加者が少ない場合には、担当教員による事例の報告
第15回 まとめ、企業倫理に関する考え方は変わったか

※以上の計画に関して、進捗状況、内容の理解度等によって変更することがある。

【自学学習へのアドバイス】
各回のレジュメ・資料を見直し、授業で取り上げた理論や事例を所属組織などに落とし込んで考えるようにしてください。また、企業の反社会行動に関心を持ち、各種の事件を「モラル」の視点で見ながら企業倫理の重要性を考えてください。自学学習としては復習に2時間、予習に1時間を各回ごとに積み重ねることで確実に理解度が深まる。 
教科書・参考書等
教科書はありませんが、以下参考書です。
岡本人志『企業行動とモラル』文眞堂、2011年(購入は不要です。) 
オフィスアワー
授業後に予定しています。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
特になし 
参照ホームページ
メールアドレス
教員の実務経験との関連
(担当教員)岡本 人志
(世話役教員)三好 秀和
(授業責任者)中村 正伸