個人が選ぶテーマと関連性(地域系や経営系など)によって、4~7人程度を1グループとして、教員2~3人が担当し、各グループごとに分かれて討論していきます。8月に中間審査会があり、そこで前期の授業の成果をプレゼン形式で発表します。 2023年度の研究テーマ(中間審査会時)は以下のとおりです。これらを参考にして、それぞれの問題意識に対応したテーマを設定してください。
・香川県の渇水対策に資するための浄化槽処理水の再利用に関する研究 ・小豆島のオリーブ栽培についての考察-オリーブ農家の歴史研究を通して黎明期の成功要因を探る- ・モンゴル人の日本大学院入学志望時の学力に関する課題解決を支援するビジネスモデル「日本de修士塾」を事例に ・瀬戸内海事クラスター持続的発展のためのオープンイノベーション視点での考察 ・人気の高いサウナ施設の要因についての考察 ・~香川県で人気の高いサウナ施設を作るためのビジネスプランの構築~ ・中小製造業のブランド戦略~情報発信拠点や自社ブランド商品がもたらすブランディング効果~ ・伝統文化を観光対象とする観光まちづくりの可能性―小豆島の農村歌舞伎を事例として― ・新規就農者増加プランの考察―丸亀市の桃農家を事例に― ・茶道による地域コミュニティづくりの可能性-丸亀市塩飽諸島での茶会開催を事例に- ・既存観光資源活性化の方策―小豆島八十八ヶ所霊場への欧米豪観光客招致モデル― ・寺院を核とした地域内外の交流の場・コミュニティづくりの実践~綾川町妙延寺の活動事例より~ ・不登校からひきこもりへの移行を防ぐ自己肯定感に関する考察-不登校経験者が語る「伝記コンテンツ」の供与を通して- ・まんのう町におけるエコツーリズムの現状と課題 ・教育機関への効果的な産学連携観光人材育成プログラムの提案 ・住民主体の「高齢者の居場所」の継続に関する研究-高松市における継続支援について- ・SNSを活用した香川県における行政及び民間企業の災害情報発信の運用に関する考察 ・マンション開発が進む高松中心市街地南部三町商店街における地域コミュニティの場の活性化案 ・SNSが観光行動へ与える影響についての考察ー地域における中国観光客の誘致を中心にー ・職場での金融教育が従業員の資産運用行動に及ぼす効果-A銀行の取引先向け資産運用セミナーを通して- ・費用対効果分析に基づく高松市公共施設の適正配置の検討~小学校に併設するプールの事例~ ・親が子供に行う金融教育の意欲向上の意義~小学生向けカードゲームを通じて~ ・自治体DX推進における成功要因の解明-職員の心理と要因の分析- ・人生の最終段階における医療・ケアの意思決定への影響〜直島の医師・島民への意識調査から〜 ・地域サポート人材が過疎地域の持続的発展に影響を与えるプロセスに関する考察~香川県内の過疎市町の実態を踏まえて~ ・土木業界におけるキャリア開発の考察-徳島県における土木業界の調査分析から- ・新規就農者の職業的アイデンティティーの変遷に関する研究-香川県坂出市松山地区の農業法人を対象として― ・定年延長を見据えたキャリア形成に関する考察 ・医療的ケア児の外出促進に向けて―外出促進・阻害要因の分析から多分野・多職種連携を検討する― ・精神科患者が就労定着するためのリソースに関する考察―当事者の意識と乗り切る体験に着目して― ・建福連携についての考察建設と福祉の課題解決に向けて ・地域マラソン大会の参加満足度が開催地のディスティネーション・ブランド・エクイティに与える影響について ・「企業美術館」の役割と地域にもたらす社会的便益~「大塚国際美術館」を事例に~ ・観音寺市の麦の生産拡大に寄与する農業補助金の提案-土地利用型農業の推進による耕作放棄地抑制に向けて- ・地域公的企業の運動部による地域貢献の可能性について―剣道を通した心身育成の場の創出― ・地域文芸クラブの持続的・効果的な運営方針に関する提案-百人一首かるた部活動の地域移行に関する調査分析- ・地域スポーツクラブ指導者の活動継続要因に関する研究~綾川ホッケークラブの活動から~
主な日程(予定) 2024年7月31日(水)15:00までに「要旨」を提出。 2024年8月10日(土)中間審査会(予備日:8月11日(日))
(要旨の提出について) ・要旨は、A4判用紙3枚(要旨本文…2枚、要旨本文で触れた参考文献と図表…1枚)とする。 ・要旨フォーマット及び提出の詳細については別途連絡する。
【自学自習のアドバイス】 プロジェクト演習の担当教員の指導の下、主体的、能動的に取り組むようにしてください。方法論セミナー(4〜5月にオンデマンド配信予定)や毎回の担当教員等の指導を参考にしつつ、事前に取り組んだこと(文献調査、研究テーマや仮説、調査設計、分析結果など)についてレジュメなどの資料を作成し、授業で指導や議論ができるように準備してください。テーマ発表会において発表した内容をベースに研究計画のブラッシュアップを進め、7月末までに研究計画やそれまでの成果をまとめた要旨を作成してください。なお、中間審査会は8月に実施されるため、審査会後の夏期休業期間中の活動方針を指導教員と確認し、継続的かつ効果的に研究活動を進めてください。 地域マネジメント研究科は「複数指導体制」を採用しています。これには指導教員から多角的な指導を受ける機会を提供するとともに、学生が多様なコメントを自身の責任で取捨選択することで研究課題に主体的に取り組むことを促すねらいがあります。 担当教員以外の教員に助言を求めても構いません。学内外の有識者・研究者に助言を求めても構いませんが、特に研究科外の有識者・研究者に助言を求める場合は、担当教員に相談の上、行ってください。また、調査などは事前の準備や段取りなく、ご自身の判断だけで実施することがないようにしてください。必ず担当教員の指導の下で行ってください。 中間審査会及び要旨提出にあたっては、担当教員の指導を受けて行うようにしてください。
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