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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
9834400-1 
授業科目名
(特)生産マネジメント 
授業科目名(英字)
Production Management 
時間割
前期後半 土曜日 5校時
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

北 真収

島根 哲哉

中村 正伸

ナンバリングコード・水準
M3 
ナンバリングコード・分野
BSN 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
BDX 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lx 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
講義90分×15回+自学自習(準備学習 30時間 + 事後学習 30時間) 
授業の概要
ものづくりは経済の原点である。とりわけ、日本の場合、ものづくりでの強みを知らないで国際競争力は語れない。本科目は、生産システムについて、経営学の観点から必要な考え方を解説する。受講者は、それら考え方を踏まえて、いくつかの現実的な課題を分析、議論し合う。 
授業の目的
受講者が思考力を鍛えることに重きを置いている。
授業は、講義とケース討議、現場観察(ただしDVDで代用)の3者から組み立てており、受講者はグループ討議を通してものづくりでの競争力の考え方を深く理解し合う。製造業に携わる方のみならず、非製造業の方も、思考力向上のヒントが得られる。 
到達目標
1.受講者は日本の生産マネジメントの国際的な強み、弱みについて、専門知識を用いて説明できること。(DPの「グローバルマインド」に対応)
2.受講者は製造業のみならず非製造業が直面する課題についても、サプライチェーンの側から考察できること。(DPの「研究能力・応用力」に対応) 
成績評価の方法
討議での発言、発表など授業への取組み姿勢:60% 期末試験:40% 合計点により60%以上を合格とする。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画並びに授業及び学習の方法】
授業の進行では、ケース討議などでの発言を重視する。事前学習が必要。ただし、開講後の受講者の関心の範囲などを考慮して、若干、変更する場合もある。
第1回  生産マネジメントの歴史・変遷
第2回  ものづくりの競争力(製品アーキテクチャ、フレキシビリティ)
第3回  ケース討議1(繊維のイタリアモデル)
第4回  生産戦略(工場ネットワーク、統合と分業)
第5回  ケース討議2(生産拠点の海外か国内かの立地選択)
第6回  購買とサプライヤシステム(購買システム、サプライヤの競争力)
第7回  ケース討議3(中小企業の新規市場進出)
第8回  品質管理(TQC、TQM、ISOなどデジュリ標準)
第9回  ケース討議4(アウトソーシングと品質管理)
第10回 在庫管理(ABC分析、定期発注法)
第11回 納期,工程(日程計画、かんばんシステム)
第12回 ケース討議5(食品などの製法と特許)
第13回 原価,生産性(改善、JIT)
第14回 日程計画手法(アローダイアグラム、ガントチャート)
第15回 サプライチェーン・マネジメント、全体のまとめ  

【自学自習に関するアドバイス】
第2~3回  事前に配布するケース討議1と資料を読む。イタリアの柔軟な生産方式について下調べする。時間は各回、準備2時間、事後2時間。
第4~5回  事前に配布するケース討議2と資料を読む。時間は各回、準備2時間、事後2時間。
第6~7回  事前に配布するケース討議3と資料を読む。時間は各回、準備2時間、事後2時間。
第8~11回 事前に配布するケース討議4と資料を読む。品質管理,在庫管理について報道等を下調べする。時間は各回、準備2時間、事後2時間。
第12~15回 事前に配布するケース討議5と資料を読む。時間は各回、準備2時間、事後2時間。 
教科書・参考書等
教科書は特になし。資料を配布する。
参考書は、藤本隆宏(2001)『生産マネジメント入門』日本経済新聞社。その他は、授業の中で適宜、文献を紹介する。 
オフィスアワー
非常勤なので事前にメールにて連絡ください。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
事前に配布するケースは複数回読んでから設問に解答しておいてください。特に、異業種のケースほど入念に。 
参照ホームページ
メールアドレス
8mkita@gmail.com 
教員の実務経験との関連
(担当教員)北 真収
(世話役教員)島根 哲哉
(授業責任者)中村 正伸