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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
9834151-1 
授業科目名
事業構想論 
授業科目名(英字)
Project Design Theory 
時間割
前期 土曜日 1校時
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

山本 靖

ナンバリングコード・水準
M3 
ナンバリングコード・分野
BSN 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
BCA 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lg 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
社会起業家論 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
対面形式にて,講義180分×7.5回+自学自習「準備学習30時間+事後学習30時間」 
授業の概要
人生100年時代と言われています。実際、現在の高齢者は昔の高齢者に比べてずっと健康的で活力があります。これから余暇の時間は定年退職とか引退後ではなく、人生のあらゆるステージで細切れにやってきます。つまり、就社から兼業を考えて人生設計をすることが求められています。本講義では、企業におけるビジネス事業、スタートアップ(ベンチャー企業)、ファミリービジネス、産官学連携事業のみならず、個人事業主の様な組織に雇われない働き方や、研究・政策・旅行・探検・スポーツ運営活動・NPO・ボランティア等のノン・ビジネスの事業を各履修者が人生設計として創造・計画できる様、講義と演習を進めていきます。 
授業の目的
本授業の目的は、レジュメなどを通じて、多様な事業構想の実例を見聞し、それを紐解くことにより事業構想がどのようなものかを理解し、新規事業のマネジメントに必要な知識・能力を身に付けることです(A)。次に目的の二つ目は、人・モノ・金に代表される経営資源の手配や運用だけでなく、多面的に事業構想を捉える事を学習し、課題探求・問題解決ができる能力を身に付けることです(B)。三つ目の目的は、自身で事業を行う上での意思決定には常に付随される責任の存在について認識することにあります(C)。 
到達目標
1.事業構想論の主要な理論を理解する(DPにおける「専門知識・理解」に対応)
2.事業構想論のフレームワークやツールを用いて事業の課題を分析できる(DPにおける「研究能力・応用力」に対応)
3.事業構想論の理論を適用して事業立案ができ、その事業に対する責任を果たすことができる(DPにおける「倫理観・社会的責任」に対応) 
成績評価の方法
評価についての配点は、授業への取り組み姿勢・コミットメントが50%、リポートや小論文を50%とする。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
授業の基本計画は以下の通りです。履修者の属性、志向する関心事、進捗状況によって変更する可能性があります。
第1回 オリエンテーション:講義の進め方、自己紹介、課題提示
第2回 人生100年時代と事業構想の意義
第3回 ベンチャー起業家の事例とアントレプレナーシップ
第4回 会社の経営と組織の運営:理念・目的・方針・目標・計画・戦略
第5回 発表と討論:新製品をどのように開発していくか
第6回 発表と討論:アイデア創出方法論
第7回 発表と討論:事業計画の策定
第8回 発表と討議

【授業及び学修の方法】
ケース・メソッドによる学習と新しい知識獲得、理論書や論文等の輪読、資料作成と発表など様々な講義スタイルで行います。また毎回の授業毎にレポートを課し、授業で学んだ内容の整理を促します。第8回には、受講者が発表し、討議を行います。この科目は全回対面授業を行います。

【準備学習及び事後学習のためのアドバイス】
第2回 理論書、論文、配布資料を読み、設問に対する回答や発表資料を授業当日までに準備してください(準備と事後で各回6時間ずつを目安)。
第3回 講師の発表内容を翌週までにリポートとして提出してください。そして翌週のディスカッションに備えて論点を整理しておいて下さい(準備と事後で各回6時間ずつを目安)。
第4回~6回 ケース資料と配布資料を読み、設問に対する回答や発表資料を授業当日までに準備してください(準備と事後で各回6時間ずつを目安)。
第7回 発表者の内容が優れているポイント、自分に不足しているポイントが何かを考え、自身の発表に活かしてください。最終発表と議論に向けて授業の復習をして下さい(準備と事後で各回6時間ずつを目安)。
第8回 各発表者による最終発表とディスカッションに備えて論点を整理しておいて下さい(準備と事後で各回6時間ずつを目安)。 
教科書・参考書等
教科書は使用しません。参考書は以下の通りです。
「ベンチャー創造の理論と戦略―起業機会探索から資金調達までの実践的方法論」ダイヤモンド社 (1997/2/1) ジェフリー・A ティモンズ著, 千本倖生・金井信次(翻訳)  9,980円 
オフィスアワー
土曜日(12:00~13:00) 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
香川ビジネス&パブリックコンペ(https://kagawa-bizcon.com/)を目指す方に対して、本教員が自ら支援致します。 
参照ホームページ
メールアドレス
yamamoto.yasushi@kagawa-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連
総合商社でビジネス・マネジメントに従事後、シリアル・アントレプレナーとして日米でスタートアップ企業の経営実務の経験があります。