教科書は特に指定しない.以下に挙げる入門レベルのテキストの中から好みに合わせて選択することをお勧めする.
P. クルーグマン・R. ウェルズ (2017)『クルーグマン ミクロ経済学(第2版)』東洋経済新報社(税込5,500円) N.G.マンキュー (2019)『マンキュー経済学I ミクロ編(第4版)』東洋経済新報社(税込4,400円)
より厳密にミクロ経済学を学びたい場合,中上級のテキストとして神取 (2014)がお勧めである.
神取道宏 (2014)『ミクロ経済学の力』日本評論社(税込3,520円)
ティロール (2018)は,2014年にノーベル経済学賞を受賞した著者が,地球温暖化問題や金融危機,技術革新等の世界の重要課題について,行動経済学といった最新の学際研究を伝統的な経済学体系を補完する形で用いつつ,データを提示しながら丁寧に分析している.授業では伝えきれない経済学の切れ味を体感するのに最適なテキストの1つである.
J.ティロール (2018)『良き社会のための経済学』日本経済新聞社(税込4,620円)
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