[教科書] なし
[参考書:授業に関連の深い図書] 1. 今井耕介(2018)『社会科学のためのデータ分析入門 上・下』岩波書店,2,600円・2,700円. 2. 岸学『SPSSによるやさしい統計学 第2版』オーム社,2,400円. 3. 大谷幸輔(2020)『コア・テキスト 統計学 第3版』新世社,2,150円.
[参考書:統計学の基本的な考えた方と手法] 4. 佐々木彈(2019)『算数からはじめて一生使える確率・統計』河出書房新社,1,700円. 5. A. Vickers(2013)『p値とは何か:統計を少しずつ理解する34章』丸善出版,2,800円.
[参考書: より発展的な分析手法] 6. 田中隆一(2015)『計量経済学の第一歩:実証分析のススメ』有斐閣,2,000円. 7. 山本拓・竹内明香(2013)『入門計量経済学:Excelによる実証分析へのガイド』新世社,2,500円.
[参考書: アプリケーションソフトを利用した教科書] 8. 秋光淳生(2016)『データの分析と知識発見』放送大学教育振興会,2,900円. 9. 秋川卓也(2007)『新装版 文系のためのSPSS超入門』プレアデス出版,1,600円.
1は社会科学向けのデータ分析の教科書,2はSPSSを用いた統計学の教科書です.本講義はこの2点を参考に構成します.1ではフリーの統計ソフトRをもちいて確率論の議論を前提としないでデータ分析の理解を図っています.2はSPSSの結果を例に説明を進めています. 3は,標準的な統計学の教科書です.大学初級程度の数学を使った表記もあります.
4は,数学的表現を極力抑えた統計学の入門書です.これまで統計学を学習した経験がない方,数学に苦手意識のある方は履修前に一読を進めます. 5も,数学的表現を抑えた統計学の参考書ですが,これまでに統計学を学んだ経験のある方が読まれても面白い本です.
6は,計量経済学で利用される基礎的な手法から進んだ方法まで,実証分析という観点から簡潔にわかりやすく紹介します.とても良い演習用のデータセットが利用できます. 7も計量経済学の基礎的な手法を,Excelによる例を用いて実証分析向けに説明しています.
8, 9, 10は,アプリケーションソフトでの実習結果とともに統計分析を紹介しています. 8はフリーウェアの統計ソフトRを使ってより広範な統計モデルの利用を紹介しています. 9はSPSSの利用法を,分析方法の簡単な紹介とともに紹介したテキストです.
このほかの参考書,文献は随時授業の中で紹介します.
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