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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0C100111-1 
授業科目名
知プラe科目 四国の自然環境と防災 その1 
授業科目名(英字)
Natural Environment and Disaster Measures of Shikoku Area first period 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

寺尾 徹

林 敏浩

藤本 憲市

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
ecb 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×8回+自学自習(準備学習 16時間 + 事後学習 16時間) 
授業の概要
四国に学び生活しているが、本当に四国のことを知っていると言えるだろうか。何気なく見逃している四国の自然のすがたを科学することで見えてくる、驚くような自然環境の仕組みを探す旅に出よう。地形が物語る壮大な四国形成史のドラマ。豪雨地帯と乾燥地帯の同居する島に生きる人々の水資源を求める知恵のかずかず。瀬戸内の自然環境の魅力と里海再生のとりくみ。21世紀の四国を展望するための視点の数々を提供する講義群である。 
授業の目的
四国地域の自然の特徴と魅力を学ぶことで「地域」を理解し、防災や環境の保全、地域の活性化にも活かせるようになる。 
到達目標
1. 地域社会の現状と課題に関心を持ち、自己と関連づけて理解することができる(共通教育スタンダードの「地域に関する関心と理解力」に対応)。
2. 四国の自然を地球誌の中にとらえ直す視点の転換を体験する(共通教育スタンダードの「広範な人文・社会・自然に関する知識」に対応)。
3. 四国の自然から魅力を見出し、地域社会に活かせるようになる(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応)。 
成績評価の方法
授業毎の小テスト(7回:各6点満点、特に到達目標1と2に対応)と期末レポート課題(1回:58点満点、特に到達目標3に対応)の合計得点が60点以上を合格とする。ただし、小テストの未受験数が3回以上の場合は、期末レポートの提出許可を与えない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
第1部:四国の自然環境
(1)ガイダンス・ため池の歴史  黒川義夫(前香川県農政水産部)
(2)四国の河川環境と暮らし・防災  古田昇(徳島文理大学文学部教授)
(3)四国の気候と水資源  寺尾徹(香川大学教育学部教授)
(4)讃岐の地形と地質の面白さ  長谷川修一(香川大学工学部教授)
第2部:瀬戸内海の環境
(5)四国の国立公園の魅力  齋藤倫実(環境省高松自然保護官事務所自然保護官)
(6)瀬戸内海の浅海環境の抱える問題  多田邦尚(香川大学農学部教授)
(7)森里川海を繋ぐ里海づくり  田中丈裕(NPO里海づくり研究会議事務局長)
(8)期末レポート
※授業内容は諸事情により変更になることがあります。

【授業時間外学習について】
次回のテーマを念頭に、自分の興味に引き付けて文献、資料等にあたってみよう(準備学習2時間)e-Learningコンテンツの視聴確認も兼ねて、各回において知識定着度を判定するための小テストを課しています。しっかり復習してから小テストを受験してください(事後学習2時間)。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システム(ドリームキャンパス)の履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
特になし 
オフィスアワー
電子メール(shizen-c@kagawa-u.ac.jp)を利用してください。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
第1回目から第8回目までの受講はすべて、インターネットに接続できるパソコンからMoodleとよばれるLMS(Learning Management System)にアクセスしてe-Learningコンテンツを視聴する形態となる。動画コンテンツを視聴する際は、話のポイントをノートに書き取るなど、主体的な学習態度を心がけること。その他受講方法の詳細については、第1回(ガイダンス)を参照されたい。

平成30年度以前に「四国の自然環境と防災」を単位修得している場合は履修できない。 
参照ホームページ
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/subject_kagawa.html#subject_kagawa にある「香川大学のLMSへ移動」ボタンから辿ることができます。

大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
shizen-c@kagawa-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連
中央省庁や地方自治体等の実務経験のある教員が、地域の自然環境の保全等に取り組んできた実務経験をもとに、瀬戸内地域の自然環境の考察力を身につけるための教育を行っている。