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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B40064-1 
授業科目名
知プラe科目 災害とデータサイエンス 
授業科目名(英字)
Disaster and Data Science 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

石塚 正秀

磯打 千雅子

白木 渡

白木 渡

竹之内 健介

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cxx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
知プラe科目 データサイエンスを活用した防災・危機管理、知プラe科目 レジリエントな社会の構築とコンピューターシュミレーション 
履修推奨科目
情報リテラシーB 
学習時間
授業90分×7回+授業45分+自学自習(準備学習 16時間 + 事後学習 16時間) 
授業の概要
【キーワード】データサイエンス、災害、防災・減災

防災に活用できる科学的なデータとしては、災害に関するデータと、それを観測するテクノロジーについて、災害前(災害が起こっていない日常の時点と、災害が起こる直前)と災害後(直後、そしてライフライン復旧が求められる事後)という2つのステージでの議論が重要である.「災害前」としては、例えば、気象データなどは、雨量や温度、湿度、気圧などのデータが各地の気象観測所で集められ、また人工衛星から、可視光線、赤外線、電波などのセンサーを使って地表や地中を観測しデータが収集されている。このようにローカルからワールドワイドにいたる様々なデータを活用し、各種の災害情報が作成され、防災や減災に役立てられる。「災害後」としては、被災地に近い定点観測地点や衛星からのデータ、そして現場周辺のユーザーが発信しているデータなどが避難等に重要である。また、オープンデータの活用によって、国や自治体等と住民が連携しながら二次災害の減災に寄与することもできる。本講義では、こうした「災害」に係るデータの活用方法について担当教員がそれぞれの専門分野から説明する。
この科目では、リスクにかかわる知識・技能/現代社会におけるリスクについての知識を習得することができます。(R科目)
この科目では、情報学、統計学に関する知識・技能/これからのデジタル社会を生きるうえで必要な知識を習得することができます(I科目) 
授業の目的
レジリエントな(強靭化)社会構築において重要なデータ(常時観測データ、被災地発信データやオープンデータ等)の収集・活用方法を学び、ハード・ソフトの両面から地域の安全・安心を議論できるようになる。 
到達目標
1.災害前と災害後におけるデータの活用の違いが何かを説明できる。
2.災害前におけるデータ活用の事例とその効果について、自分の言葉で説明できる。
3.災害後におけるデータ活用の事例とその効果について、自分の言葉で説明できる。
(全て共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応) 
成績評価の方法
コメントシート50点(到達目標1、2、3に対応)+小テスト50点(到達目標1、2、3に対応)により評価し、60点以上の評価により合格とする。なお、期末試験は実施しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
第1週 ビッグデータでみる地球環境(石塚正秀)
第2週 ビッグデータでみるWater Risk(石塚正秀)
第3週 オープンデータから見るまちの強み弱み診断と地区防災計画、事業継続計画BCPへの活用(磯打千雅子)
第4週 リスクコミュニケーションとデータサイエンス(竹之内健介)
第5週 ローカルデータとデータサイエンス(竹之内健介)
第6週 自助・共助・公助ならびに災害レジリエンスの強化とデータサイエンス(白木渡)
第7週 リスクマインドと心のレジリエンス(白木渡)
第8週 まとめ

【授業及び学習の方法】
e-Learningコンテンツの視聴及び出席確認も兼ねて、授業で学んだ内容を毎週コメントシートにまとめてもらいます。

【自学自習のためのアドバイス】
第1~2回 地球環境・水危機に対するビッグデータの利用について理解を深める(10時間)
第3回 地区防災計画、事業継続計画BCPに対するオープンデータの活用について理解を深める(5時間)
第4〜5回 リスクコミュニケーションとローカルデータについて理解を深める(10時間)
第6〜7回 災害レジリエンスとリスクマインドについて理解を深める(10時間)

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。
また、 科目によって受講制限をかける場合がある。
なお、教務システム(ドリームキャンパス)の履修登録とは別に
e-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、
大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している
香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。
期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
教科書・参考書等は授業中に適宜紹介します。 
オフィスアワー
まずは、コーディネーターの大学教育基盤センター藤澤(fujisawa.shuhei@kagawa-u.ac.jp)にご連絡ください。担当の先生方にお伝えします。藤澤のオフィスアワーは、木曜日2時限目で、場所は幸町北5号館5階です。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
本講義は、e-leaning形式での提供となります。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
dscm-saigai-c@kagawa-u.ac.jp(授業を担当する全教員にメールが送られます) 
教員の実務経験との関連