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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B40062-1 
授業科目名
知プラe科目 データサイエンスを活用した防災・危機管理 
授業科目名(英字)
Disaster mitigation and crisis management using data science 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

梶谷 義雄

金田 義行

寺尾 徹

野々村 敦子

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cxx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
知プラe科目 レジリエントな社会の構築とコンピューターシュミレーション、知プラe科目 災害とデータサイエンス 
履修推奨科目
情報リテラシーB 
学習時間
授業90分×7回+授業45分+自学自習(準備学習 16時間 + 事後学習 16時間) 
授業の概要
【キーワード】データサイエンス、防災・減災、危機管理

日本は地震や台風など大きな自然災害による被害を受けている。環境変化により従来にない大規模自然災害が発生する可能性が高まり、さらには社会システムの高度化・複雑化・国際化にともない、これまでにない災害が発生する危険性も増大している。いま、自然・人為的な災害に対応可能なレジリエント(しなやか)な社会の構築が求められている。本講義では、自然災害の軽減を念頭にデータサイエンスによる防災・危機管理のあり方と、地域における災害に対する安全・安心について担当教員がそれぞれの専門分野から説明する。
この科目では、リスクにかかわる知識・技能/現代社会におけるリスクについての知識を習得することができます。(R科目)
この科目では、情報学、統計学に関する知識・技能/これからのデジタル社会を生きるうえで必要な知識を習得することができます(I科目) 
授業の目的
レジリエント(しなやか)な社会の構築に向け、防災・危機管理分野おけるデータサイエンスの活用法を学び、さらに、データサイエンスに立脚した地域の安全・安心を議論できるようになる。 
到達目標
1.レジリエント(しなやか)な社会とは何かを説明できる。
2.防災・危機管理分野におけるデータサイエンスの活用法を説明できる。
3.地域における災害に対する安全・安心を、自分の言葉で説明できる。
(全て共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応) 
成績評価の方法
コメントシート50点(到達目標1、2、3に対応)+小テスト50点(到達目標1、2、3に対応)により評価し、60点以上の評価により合格とする。なお、期末試験は実施しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
第1回 強非線形現象に対する推移予測研究の試み(金田義行)
第2回 地球温暖化に伴う気候変動の検出とそのリスクの見積もりに係わるビッグデータ解析(寺尾徹)
第3回 ビッグデータを用いた地球温暖化にともなう現在気候に対する将来気候の評価(寺尾徹)
第4回 移動体・画像解析技術による災害復旧過程の分析(梶谷義雄)
第5回 流量予測への深層学習の適用と豪雨災害リスクの評価(梶谷義雄)
第6回 データサイエンスを活用した防災・危機管理 ~地形情報の活用 基礎編~(野々村敦子)
第7回 データサイエンスを活用した防災・危機管理 ~地形情報の活用 実践編~(野々村敦子)
第8回 まとめ

【授業及び学習の方法】
e-Learningコンテンツの視聴及び出席確認も兼ねて、授業で学んだ内容を毎週コメントシートにまとめてもらいます。

【自学自習のためのアドバイス】
毎週のコメントシートの作成に関しては、地域における災害に対する安全・安心に結びつけるためにどのような能力が必要か、文献等で事前に調べるなどして、独自の考えも展開するようにしてください。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。
また、 科目によって受講制限をかける場合がある。
なお、教務システム(ドリームキャンパス)の履修登録とは別に
e-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、
大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している
香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。
期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/

【自学自習のためのアドバイス】
第1回 強非線形現象について他の事例を調べて理解を深める(5時間)
第2~3回 地球温暖化対策の経緯とこれまでに行われてきた対策についても学び理解を深める(10時間)
第4~5回 災害からの復旧復興について事例を調べて理解を深めて災害リスク把握の意義を考える(10時間)
第6~7回 講義で取り上げた地域以外でも地形情報の活用を実践する(10時間) 
教科書・参考書等
教科書・参考書等は授業中に適宜紹介します。 
オフィスアワー
まずは、コーディネーターの大学教育基盤センター藤澤(fujisawa.shuhei@kagawa-u.ac.jp)にご連絡ください。担当の先生方にお伝えします。藤澤のオフィスアワーは、木曜日2コマ目で、場所は幸町北5号館5階です。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
本講義は、e-leaning形式での提供となります。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
dscm-data-c@kagawa-u.ac.jp(授業を担当する全教員にメールが送られます) 
教員の実務経験との関連