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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B30011-1 
授業科目名
知プラe科目 身の回りの放射線 
授業科目名(英字)
Basic Knowledge of Radiation and Radioisotopes 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

岡野 聡

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cbx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×8回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】放射線、放射性同位体、安全操作、原子力発電所、放射線療法

現在われわれの身の回りには産業機器、エネルギー、安全管理、医療・福祉などの分野で放射線を利用した様々な技術が使われています。しかしながら、われわれは放射線について、どのくらい理解しているのでしょうか。放射線とはいったい何。なぜ危険なのか。安全に利用する手法はあるのか?など、科学としてきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか?そこで、身の回りにある放射線について基本的な性質と安全に利用するための方法を学びます。 
授業の目的
多くの放射線がわれわれの身の回りに存在し、産業や健康管理、エネルギーに役立っていることを理解する。さらに、放射線や放射能とは何か、どのような特性を持っているのか、その計測方法について科学的に理解する。さらに、放射線の医療への応用、エネルギーへの応用,放射線の遮蔽,安全な取り扱いを学ぶ。 
到達目標
・われわれの身の回りには自然放射線や放射能を利用した機器があることを理解する。
・放射線の発生原理を説明できる。
・放射線の測定法を説明できる。
・放射線の遮蔽法を説明できる。
・放射線の人体に対する影響を定量的に説明できる。
・私たちの生活に欠かせない放射線を利用した危機があることを説明できる。

(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」「広範な人文・社会・自然に関する知識」に対応) 
成績評価の方法
すべての課題の提出がない場合には評価しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
①身の回りにある放射線
②放射線と放射能1
③放射線と放射能2
④放射線計測の原理と装置
⑤放射線計測実験
⑥放射線防護
⑦人体への影響
⑧まとめ

【授業時間外学習について】
毎講義の授業の復習、及び必要な回ではレポートを提出のこと。

【バリアフリー対応について】
動画の音声を文字起こししたテキスト資料(PDF)あり。動画に字幕あり。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
特になし 
オフィスアワー
Moodleのフォーラムを利用する。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
e-Learningは基本的には自学自習ですので計画的な履修(コンテンツ視聴、課題提出)を心がけてください。主体的・計画的に取り組まなければ、単位を落とすことにつながるので注意してください。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
Moodleのフォーラムを利用する。 
教員の実務経験との関連
「実務経験のある教員による授業科目」1単位 岡野聡+ゲスト講師
実務家教員 田中宗雄(元・四国電力原子力保安研修所)
原子力発電所の管理および運転員の教育指導の経験をもとに、放射線に関する講義を担当。