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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B20014-1 
授業科目名
知プラe科目 文化心理学入門 
授業科目名(英字)
An Introduction to Cultural Psychology 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

金西 計英

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cbd 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×8回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】心理学、教育、学習、発達、認知

心理学のなかでも、ヒトの心と道具、社会、歴史との関連に着目する「文化心理学」あるいは「社会・文化・歴史的アプローチ」と呼ばれる理論群について、具体的な研究事例を挙げながら講義する。また、文化心理学の観点から、教育実践や学習支援・発達支援実践における指導者・支援者の役割について考察する。 
授業の目的
心理学の歴史を知ることで、社会・文化・歴史的アプローチの必要性を理解する。また、文化心理学における認知・学習研究の枠組みと具体的な研究成果について知ることで、ヒトの心を捉えるための方法論について理解すると共に、「人間科学」としての心理学のアプローチについて考える。 
到達目標
1.ヒトの心と社会、文化、歴史との関係について説明できる。
2.自らが就職を希望している領域において、文化心理学的観点から取り組める課題解決について考える。

(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」「広範な人文・社会・自然に関する知識」「市民としての責任感と倫理観」に対応) 
成績評価の方法
毎回の小レポートを合計40点満点、期末レポートを60点満点で評価し、下記の2点両方を満たした者を合格とする。
・合計点が60点以上である。
・小レポートを5回以上提出している。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
※授業内容は変更になる可能性があります。
1.「科学的な方法」ってなに?-心の社会・文化・歴史性-
2.「個人」と「社会」はどちらが先か?-ピアジェとヴィゴツキーの考え方-
3.「道具」は何を変える?-「媒介された行為」の概念-
4.実験室は「真空」か?-心理学実験の生態学的妥当性-
5.世界がヒトに「語りかけてくる」?-生態学的心理学とアフォーダンス-
6.学習は「獲得」か?-状況的学習論-
7.学校はなにを教えるのか?-学校教育への社会・文化的アプローチ-
8.大人は子どもになにができる?-ポストモダンの発達支援-


【授業時間外学習について】
毎回の授業後に、簡単な小レポートの提出を求めます。また、最終コマの終了後には期末レポートを課します。それまでの授業内容をしっかりと復習した上で、レポート課題に取り組んでください。

【バリアフリー対応について】
日本語字幕付き

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
参考書1 書名 文化心理学 発達・認知・活動への文化-歴史的アプローチ
I S B N 978-4788508170 著者名 マイケル・コール
出版社 新曜社 出版年 2002
金額 5,500+税

参考書2 書名 社会と文化の心理学-ヴィゴツキーに学ぶ-
I S B N 978-4790715375 著者名 茂呂雄二・田島充士・城間祥子(編)
出版社 世界思想社 出版年 2011
金額 2,500+税 
オフィスアワー
問い合わせは、下記の電子メールにてお願いします
e-mail: marukin(a)cue.tokushima-u.ac.jp ※(a)→@ 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
第1回目から第8回目までの受講はすべて、インターネットに接続できるパソコンからMoodleとよばれるLMS(Learning Management System)にアクセスしてe-Learningコンテンツを視聴する形態となる。動画コンテンツを視聴する際は、話のポイントをノートに書き取るなど、主体的な学習態度を心がけること。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
marukin(a)cue.tokushima-u.ac.jp ※(a)→@ 
教員の実務経験との関連
特になし