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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B20013-1 
授業科目名
知プラe科目 現代科学と研究倫理 
授業科目名(英字)
Modern science and research integrity 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

金西 計英

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cbd 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×15回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】研究倫理、研究不正、捏造・剽窃・偽造、改ざん、盗用

本授業では、現代社会における科学技術に目を向けることから始める。現在の生活は、科学技術の成果によって成り立つことから、研究とは何かについて考える。現代の研究は、多岐にわたることから、多様な研究分野に触れ、いろいろな研究フィールドに内在する倫理上の問題を、具体的な事例に基づき考える。また、企業との関わりについても触れる。 
授業の目的
科学技術の発展は、我々の生活に恩恵をもたらした。一方、研究が細分化、専門化されることで、研究を身近に感じることが難しくなってきた。その結果、研究に起因する問題が発生し、大きな社会問題となる危険性を孕んでいる。我々自身がそうした問題に巻き込まれるかも知れない。我々は、研究とは何か、研究とは誰のためにおこなうのかといった問題から始め、研究者の倫理とは何か、社会にとって研究はどうあるべきか、といった問題を自らの問題として考える必要がある。この授業は、学部の学生を対象に、大学でおこなわれている研究についての理解を深め、研究の倫理について目を向け、自覚を持つことを求める。 
到達目標
学生が大学でおこなわれている研究について理解を深めることができる。
研究の倫理について目を向け、自覚を持つことができる。

(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」「広範な人文・社会・自然に関する知識」「市民としての責任感と倫理観」に対応) 
成績評価の方法
期末に最終課題としてレポートを課します。また、各授業回において小テスト等の課題が課せられます(小課題)。単にビデオを視聴するだけではなく、各回の小課題を必ずこなしてください。小課題には締め切りが設定されています。締め切りを守ってください。小課題が5回以上未提出の場合は、成績判定の対象として扱いません。成績は、最終課題と各回の課題とを総合的に評価します。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
①金西計英・総合教育センター「研究倫理の進め方」(ガイダンス)
②石田三千夫・大学院社会産業理工学研究部「現代社会における科学技術」
③齊藤隆仁・教養教育院「研究と不正行為」
④佐藤高則・大学院社会産業理工学研究部「生命科学系の研究と倫理」
⑤楊河宏章・大学病院「臨床(医療系)研究と倫理」
⑥山本真由美・大学院社会産業理工学研究部「心理学系の研究と倫理」
⑦内藤直樹・大学院社会産業理工学研究部「社会科学系の研究と倫理」
⑧山中英生・大学院社会産業理工学研究部「工学系の研究と倫理Ⅰ」
⑨山中英生・大学院社会産業理工学研究部「工学系の研究と倫理Ⅱ」
⑩松本高広・大学院医歯薬学研究部「動物を扱う研究と倫理」
⑪勢井宏義・大学院医歯薬学研究部「研究ノートとデータ管理の実践」
⑫金西計英・総合教育センター「出版の倫理と論文」
⑬織田聡・研究支援・産官学連携センター「知的財産権」
⑭織田聡・研究支援・産官学連携センター「企業と研究倫理」
⑮石田三千夫・大学院社会産業理工学研究部「科学技術と倫理」
⑯定期試験(レポート)

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
教科書1 書名 「科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得」
著者名 『日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会(編)』
出版社 丸善出版 出版年 2015 
オフィスアワー
電子メール(marukin(a)cue.tokushima-u.ac.jp※(a)→@)で問い合わせること。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
特になし 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
marukin(a)cue.tokushima-u.ac.jp ※(a)→@で問い合わせること。 
教員の実務経験との関連
特になし