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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B20012-1 
授業科目名
知プラe科目 大学教育を考える 
授業科目名(英字)
Thinking on University Education 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

吉田 博

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cbx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×15回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】大学教育政策, 学士課程, 学士力, 学生の主体的学習, ファカルティ・ディベロップメント(FD)

大学教育に関する14のトピックについて、関連する知識を得るとともに、各トピックに関連する問題点を考えることが本授業の目的です。 
授業の目的
大学で能動的に学習を行う上で、大学と社会との繋がりや関わり、そして大学で学ぶことの意義について整理し、再考する必要があると考えます。そこで、現在の大学教育におけるさまざまな課題を、世界の動向、日本の高等教育政策の動向を踏まえつつ理解することで、自身の学習・研究とどのように向き合うべきかを考え、能動的に学習していくためのきっかけを掴みます。 
到達目標
1.日本の大学教育の現状(背景・課題)を説明することができる
2.大学教育に関する課題について自らの意見を持つことができる
3.自身の大学生活を振り返り、残りの学生生活をどのように送るのが良いかを考えるきっかけを掴むことができる

(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」「広範な人文・社会・自然に関する知識」に対応) 
成績評価の方法
毎回のクイズ(15点)、毎回の小レポート提出(15点)、他者のレポートへのコメント(15点)、コメントに対する返信(15点)、期末レポート(40点)の合計得点で成績をつけます。単位取得の最低条件は、この合計得点が60点以上であることです。
※毎回の授業におけるクイズ、小レポート、他者へのコメント、コメントへの返信(60点配点)については、次のように確認します。吉田担当の授業(1,4,6,7,8,9,12回)の小テスト、小レポート、コメント等(28点配点)は毎回の締め切り直後に確認し、得点をつけます。他者からのコメントがない小レポートについては担当教員がコメントを行います。久保田担当の授業(2,3,5,10,11,13,14,15回)は、小テスト、小レポート、コメント等(32点配点)は、学期末にまとめて確認しますが、すべての回の確認は行わずに、いずれか1回のみを確認し、吉田担当の授業の課題提出状況等を踏まえて総合的に判断して得点をつけます。したがって、小レポートに他者からのコメントが付かない場合もありますが、他の回の取り組み方を踏まえて総合的に評価を行うため、他者からのコメントがあった場合のみ返信して下さい。
※成績評価を行うための条件として、毎回のクイズを10点以上、毎回の小レポート・他者へのコメント・コメントに対する返信を30点以上獲得していることとする。
※課題提出回数が全体の2/3に満たない場合は成績判定しない。
※期末レポートを提出していない場合は成績判定しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
1.ガイダンス、大学生へのメッセージ(吉田・久保田)
2.大学生が4年間で身につける力とはなにか:学士力を考える(久保田)
3.単位制度とはなにか:大学のカリキュラムを考える(久保田)
4.初年次教育はなぜ必要か:その役割を考える(吉田)
5.教養教育はなぜ必要か:その役割を考える(久保田)
6.学生の学びを促進する授業とはなにか:アクティブ・ラーニングを考える(吉田)
7.大学生は学んでいるか:大学生の学習時間を考える(吉田)
8.大学図書館が教育には果たす役割とはなにか:図書館の学習支援を考える(吉田)
9.大学における学生支援とはなにか:正課外の学びを考える(吉田)
10.成績評価とはなにか:公正な評価に向けた課題を考える(久保田)
11.授業評価アンケートの果たす役割とはなにか:大学の教育改善を考える(久保田)
12.大学教員に必要な学びとはなにか:FDを考える(吉田)
13.大学を取り巻く動向を考える:①国内外の高等教育政策の動向(久保田)
14.大学を取り巻く動向を考える:②障がい学生に対する支援(久保田)
15.大学を取り巻く動向を考える:③大学教育におけるジェンダー(久保田)
16.定期試験(レポート)
※担当講師:吉田 博(徳島大学高等教育研究センター)、久保田 祐歌(関西福祉科学大学社会福祉学部)

【授業時間外学習について】
本授業では、e-Learningによる授業動画を視聴した後に、クイズに答え、小レポート課題を作成します。また、小レポートをもとに他者との意見交換を行うことが必要としています。小レポートを作成する際には、授業動画の内容だけでなく、授業のテーマに関連する資料や文献などを見て、自身の理解や考えを深めたうえで作成してください。

【バリアフリー対応について】
日本語字幕付き

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
特になし 
オフィスアワー
電子メール(hiroshi-yoshida@tokushima-u.ac.jp)で問い合わせてください。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また,受講制限をかけるので,大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している履修登録の手続きをよく読んで,期限内に手続を済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
URL: https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
hiroshi-yoshida@tokushima-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連
特になし