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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B10037-1 
授業科目名
知プラe科目 ユーラシア大陸における人と金属生産の関わり 
授業科目名(英字)
Involvement of people and metal production in Eurasia 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

村上 恭通

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cab 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×8回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】銅, 鉄, 起源, ユーラシア大陸, 考古学

今から約10000年前、西アジアにおいて自然銅が利用されるようになり、人は金属の価値に触れることとなりました。その後、鉱石を製錬して銅を得るまでに数千年、さらに鉄を製錬するまでに数千年と、長い時間をかけて古代人は金属を生活の中に取り入れるようになりました。その過程で金属の技術、価値は大きく変わっていきます。また西アジアからユーラシア草原地帯を経由して北アジアやわれわれが生活する東アジアに金属が到達するまで、その技術や価値はまた大きく変わりました。金属の技術や利用法は地域の文化や環境に応じて多様に展開したのです。発掘によって地中から現れたものを対象としながら、金属の技術や利用のあり方を通じて、ユーラシア大陸のダイナミックな歴史をみなさんと味わうことができればと思います。 
授業の目的
考古学的な資料をもとに金属の技術や価値の移り変わりを理解する。 
到達目標
金属が古代社会の発展に与えた影響や金属の価値が地域によって多様であったことを説明できる。
多角的な視点を培うのに必要な幅広い基礎知識を身につけることができる。

(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」「課題解決のための汎用的スキル」「広範な人文・社会・自然に関する知識」に対応) 
成績評価の方法
すべての課題の提出がない場合には評価しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
①人間と金属の出会い
②鉱石製錬のはじまり
③鉄の起源
④鉄製品の普及
⑤東アジアにおける金属文化の幕開け-中国を中心に-
⑥中国の青銅器文化と鉄器文化
⑦青銅と鉄-朝鮮半島から日本へ-
⑧技術復元から金属生産を考える

【授業時間外学習について】
アジア古代産業考古学研究センターのホームページ(http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/aic/)や愛媛大学ミュージアムの展示等を参考にしてください。

【バリアフリー対応について】
動画に字幕あり。動画の音声を文字おこししたテキスト資料(PDF)あり。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
特になし 
オフィスアワー
Moodleのフォーラムを利用する。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
e-Learningは基本的には自学自習ですので計画的な履修(コンテンツ視聴、課題提出)を心がけてください。主体的・計画的に取り組まなければ、単位を落とすことにつながるので注意してください。 
参照ホームページ
アジア古代産業考古学研究センターのホームページ
http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/aic/

大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
Moodleのフォーラムを利用する。 
教員の実務経験との関連
特になし