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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0B10030-1 
授業科目名
社会デザインとマイノリティ問題 
授業科目名(英字)
Social Design and the Problems of Minorities 
時間割
4Q 火曜日 2校時 L-432
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

小坂 有資

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
THM 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cxx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Lp 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
瀬戸内国際芸術祭とマイノリティ問題 
履修推奨科目
差別とマイノリティ、マイノリティのライフヒストリー 
学習時間
授業90分×7回+授業45分×1回+自学自習(準備学習20時間+事後学習10時間) 
授業の概要
【キーワード】共生社会のデザイン
デザイン思考とは、デザイナーの営みをモデルにした課題を発見・解決するための技法です。この授業ではデザイン思考のうち「プロトタイプ」と「テスト」に焦点をあて、マイノリティの人々が生きやすい社会をデザインします。そのために、共生に関する理論や具体例を取り上げ、グループでマイノリティの視点から共生社会をデザインします。
この科目では、課題探求のプロセスに実践を通じて関与することができます。(D科目) 
授業の目的
現代社会では、マイノリティの人々にとって生きやすい社会とはいえない側面が多くあります。この授業では、共生について理解したうえで、マイノリティの人々の視点に立ち、マイノリティの人々が生きやすい社会のためのアイデアを出し、共感という技法にもとづいて社会をデザインできるようになることが目的です。このことは、デザイン思考における「プロトタイプ」及び「テスト」のプロセスを身につけることと同様です。 
到達目標
1.共生について説明することができる。
2.自分自身と関連づけながら、マイノリティの視点から社会をデザインすることができる(共通教育スタンダード「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応)。
3.2を、デザイン思考における「プロトタイプ」及び「テスト」のプロセスとの関連で理解できる。 
成績評価の方法
コメントシート10%(到達目標1に対応)、グループ発表30%(到達目標2と3に対応)、レポート60%(到達目標の1と2と3に対応) 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
第1回 ガイダンス
第2回 社会と差別について
第3回 ライフヒストリーと語りについて
第4回 共生について
第5回 共生の事例について
第6回 グループ発表の準備
第7回 グループ発表
第8回 振り返りとまとめ

【授業及び学習の方法】
第1回、第2回、第8回は、主に講義で、一部個人ワークがあります。第3回~第5回は、講義とグループワークです。第6回は、グループ発表の準備のためのグループワークです。第7回は、グループ発表です。この授業では、少人数グループによる課題解決型学習=PBL(Problem Based Learning)の技法を用います。なお、PBLについては、第1回の授業で説明します。

【準備学習及び事後学習のためのアドバイス】
第1回 この授業に関するアンケートに回答してください。(1時間)
第2回 差別に関する授業内容を復習し、また、取り組みたいマイノリティに関するアンケートに回答してください。(2時間)
第3回 グループ発表で取り組むマイノリティに関する歴史と課題を調べてレポートにまとめてください。(6時間)
第4回 グループ発表で取り組むマイノリティの課題を解決するためのヒントになる事例を調べてレポートにまとめてください。(7時間)
第5回と第6回 グループ発表のための準備をしてください。不足している内容を調べて、グループ発表にいかしてください。(各回4時間)
第7回と第8回 グループ発表したマイノリティの人々が抱えている具体的な課題とその解決策に、自分自身がどのように関与することができるかを論述するレポートを作成してください。(各回3時間) 
教科書・参考書等
参考書:西原和久・杉本学編(2021)『マイノリティ問題から考える社会学・入門:差別をこえるために』有斐閣.2,420円(税込)
他にも授業中に適宜紹介します。 
オフィスアワー
時間 水曜日12時~14時
場所 幸町北キャンパス5号館5階 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
授業はグループワークが中心なので、やむを得ない場合を除いて遅刻・欠席をしないようにしてください。 
参照ホームページ
メールアドレス
kosaka.yusuke@kagawa-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連