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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0050221-1 
授業科目名
知プラe科目 ピア・サポート理論と実践 
授業科目名(英字)
Peer support theory and practice 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

杉田 郁代

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
LAC 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
axx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×15回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】ピア・サポート理論、人間関係トレーニング、ストレスに関わる基礎理論、アンガ―マネジメント

人を支えるピア・サポート理論とその活動を実際に行うためのプロジェクトマネジメントについて学びます。ピア・サポート理論は、教育心理学や臨床心理学、健康心理学等の知見を複合しています。その基礎知識を獲得するとともに、ピア・サポート活動に必要なコミュニケーショントレーニングについても授業の中の体験を通して学びを深めていきます。授業の中では、学生の皆さんの発言や行動が、学ぶ仲間(ピア)を助ける道具になります。よって、授業への積極的な参加を望みます。最終的には、大学生活において、ピア・サポート活動を実践できるように授業を設計しています。 
授業の目的
人を支える活動(ピア・サポート)に関わる理論的な知識の獲得とそれらの知識を体験的に学び学習を深めていきます。 
到達目標
■生活の中でできる他者に対するサポートについて考えることができる
■他者とのコミュニケーションに関わる基礎知識を身に付け、考えることができる

(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」に対応) 
成績評価の方法
授業中に課せられる課題:60点、ミニレポート(1回):20点、個人プレゼンテーション(1回):20点で成績評価し、合計60点以上の点数を習得する必要がある。授業回の学修活動が出席に相当する。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
*授業内容は、変更になる可能性があります。
1.ガイダンス(授業内容の概要説明を含む)
2.ピア・サポートの基礎知識の獲得
3.大学教育におけるピア・サポートについて
4.ピア・サポート関連知識、コミュニケーションに関わる基礎知識について
5.コミュニケーションに関わる基礎知識の獲得と体験(1)「聞くことと聴くこと」
6.コミュニケーションに関わる基礎知識の獲得と体験(2)「自己理解と他者理解」
7.コミュニケーションから生じるストレス
8.コミュニケーションに関わる基礎知識の獲得と体験(3)「思い込みについて考える」
9.コミュニケーションに関わる基礎知識の獲得と体験(4)「怒りとストレスについて考える」
10.コミュニケーションに関わる基礎知識の獲得(1)~(4)の統合
11.サポートに関わる基礎知識の獲得「サポートの限界について考える」
12.自分ができそうなサポート体験について考える
13.意見共有から学ぶ
14.ティーチングに関わる基礎知識の獲得
15.日常生活の中のサポートについて考え、学びの実践から振り返る

【授業時間外学習について】
授業外学習については、Moodle上に課題を提示しますので、確認をお願いします。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
特になし 
オフィスアワー
Zoom等のweb対応できる場合のみ
事前にメール(isugita@kochi-u.ac.jp)で連絡をお願いいたします。
授業公開毎に、オフィスアワー動画を設定しています。授業回ごとに提出する課題の中に、授業に関わる疑問・質問などわからないことについて、記述してください。動画では、いただいた記述をフィードバックします。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
学内外で、子ども達や地域の人と関わる学生、教職や社会福祉関連の仕事を目指している学生に受講を勧めます。いま、小中高等学校の現場においては、児童生徒の間のピア・サポート活動も盛んに行われています。また、大学教育においても導入が進んでいます。その大学教育における活動についても授業で取り上げていきます。
人に関わるということは、コミュニケーションの基礎知識だけでなく、自分自身のことを理解しておくことと人をサポートするための知識が必要になります。誰かの役に立ちたい!何か新しいことを、人を巻き込んで始めたいという人は、ぜひ受講を勧めます。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
isugita@kochi-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連
学校現場の実務経験を持つ教員が、組織開発等において求められる人を助ける力であるピア・サポートの力全般を身に付けるための授業を行う。