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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0050219-1 
授業科目名
知プラe科目 業務効率化のためのIT活用入門 
授業科目名(英字)
Practical Use of Excel and Scripts for Business efficiency 
時間割
後期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

髙畑 貴志

ナンバリングコード・水準
B2 
ナンバリングコード・分野
LAC 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
aex 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×8回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】業務効率化,Excel,スクリプト処理,バッチ処理

日々の業務における「ひとつふたつであれば簡単に終わる単純な処理」が大量かつ頻繁に発生する状況を想定し,IT技術を用いた半自動化により業務を効率よく処理する技法を身に付けます。このような処理の具体的な例を挙げます(授業で学べば,短い時間でできるようになります)。
・複数の名簿リストを統合し,重複をなくして整える。
・多肢選択単一回答式のアンケートを,問題数に関係なく一定の時間で集計する。
・複数のグラフに,同一の複雑な書式を,各グラフにつき一手間で適用する。
・項目名とURLの対応表から、webページに貼れるハイパーリンク付きの項目名一覧を生成する。
・対応表をもとに,複数のファイルの名前を一括して変更する。
・表形式のデータから,特定の条件に該当するものを抽出する。
・表形式のデータを,属性の値ごとに集計する。
手軽に活用できるよう,Microsoft Excelを中心に「プログラミング」まで踏み込まない範囲の技法を扱います。
また,大学が所在する地域に関する統計データを扱うことで,地元の地域に対する理解を深めます。 
授業の目的
1.日々の業務で発生する「ひとつふたつであれば簡単に終わる単純な処理」を、IT技術を用いた半自動化により効率よく処理する技法を身に付ける。
2.大学の所在地や日本に関する統計情報を,表計算ソフトを用いて処理できるようになる。 
到達目標
1.Excelが大量の業務を効率よく処理する原理を理解できる。
2.Excelに用意された大規模データ集計に向くツールを5つ挙げ,その機能を説明できる。
3.スクリプトによるバッチ処理の概要を説明でき,自分のPCで実行できる。
4.web上で公開されている統計データを探し,Excelに取り込める。
5.1~4を統合して,自分の目的に応用できる。

(共通教育スタンダードの「課題解決のための汎用的スキル」「地域に関する関心と理解力」に対応) 
成績評価の方法
・確認テスト35%
・期末試験40%
・総合演習で作成した課題18%
・総合演習で他の受講生が作成した課題にコメントすること7%

単位の修得には60点以上の成績が必要です。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業計画】
1.イントロダクション・Excelの基本1
2.Excelの基本2
3.置換・並べ替え・条件判断の活用
4.アンケートの集計
5.文字列の処理・スクリプト処理
6.統計データの利用・フィルタ機能の活用
7.ピボットテーブルの利用
8.総合演習(自分でテーマを設定したデータ処理の実施)

【授業の進め方】
1.Moodle上の資料を読み知識を身に付ける。
2.身に付けた知識を確認するために用意された問題を解く。
3.資料で学んだ知識と確認用の問題に関する確認用の小テストを受ける。
4.最終課題では,自分の興味に応じて学んだ知識の応用に挑戦する。
5.身に付けた知識の最終確認のため,期末試験を受ける(2回まで受験可,平均点で評価)
Moodleコース内には,参加者同士が情報交換できる掲示板を設けます。

【授業時間外学習について】
講義受講型ではないため、授業時間内・授業時間外という枠はありません。
eラーニングシステム moodle上のコンテンツを確認した上で、提示された活動に取り組んでもらいます。

【バリアフリー対応について】
コンテンツは全てテキスト形式(PDFとExcel)です。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
特になし 
オフィスアワー
eラーニングシステム(LMS: Learning Management System)上の専用掲示板(フォーラム)でいつでも受け付けています。 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
この授業では,受講生の皆さんに1~4を求めます。
1.基本的なパソコン操作
・フルeラーニング科目です。インターネットを介し学習コンテンツにアクセスし,パソコンで作業を行う必要があるため,パソコン操作は必須です。
2.パソコンの環境
・インターネットに接続可能で,Microsoft Excelが使用可能なパソコンを利用できる環境が必要です。パソコンのOSは,Windows(10以降)を想定しています。
・自分が所有するパソコンでなくても結構です。(パソコン実習室などの利用でもよい)
・Microsoft Excelのバージョンは,2016以降を想定しています(余程古いパソコンでなければ大丈夫でしょう)。
・macOS+Excel for Macでも,ほとんどの部分は対応可能ですが,一部の項目にはWindowsパソコンが必要となります。
3.自律力
・授業時間という強制的な仕組みがないため,主体的に取り組む姿勢や,自分で計画を立てて持続できる自律力が重要になります。
4.質問できる積極性
・PCの操作が大きな比重を占めます。eラーニング上の資料だけでは十分に理解できないことやうまくいかないことに遭遇する可能性が少なからずあります。分からないことを分からないままにするのでなく,質問により解決する姿勢が重要です。そのような姿勢は,社会でも役立つことでしょう。(社会では「質問がない=理解した。できる。」と見なされます。) 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
eラーニングシステム(LMS: Learning Management System)上の専用掲示板(フォーラム)でいつでも受け付けています。

高知大学moodleの使い方についての問い合わせ先: elmanabi@kochi-u.ac.jp 
教員の実務経験との関連
特になし