シラバス参照

科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0050121-1 
授業科目名
知プラe科目 有機化学概論 初級 
授業科目名(英字)
Introduction of Organic Chemistry for all sutudent 
時間割
前期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

立川 明

ナンバリングコード・水準
B3 
ナンバリングコード・分野
LAA 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
bcx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×15回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】有機化学,酸,塩基,立体化学

有機化学の教科書を毎回1章,教科書にそって化合物の名前,分子の構造,反応,酸と塩基,官能基,生化学物質と医薬品の順で進めます。まず自分で教科書をよく読んでください。その上で説明文をノートに書いてみましょう。ノートの各章の見開きページを画像データにして提出すること(デジカメ,携帯,スマホで撮影したものをjpegまたはping形式のデータとして提出すること)。ノートに書く説明文には評価基準はありません。左側のページにはイメージマップを,右側には説明文を書き,自信作を提出してください。レポートとして提出する説明文には,評価基準があります。1つの事柄を1文で具体的かつ簡潔に表現してください。異なるパラグラフから1文ずつ特に重要なものを選んで5つ(以上)をレポートとして提出します。
レポートを提出したら,章末テストを受験してください。章末テストは2回受験可能ですが,その場合,平均点が成績となります。1回で全問正解を目指しましょう。全問正解した場合,2回受験する必要はありません。
章末テスト受験後,追加資料を見てください。この中にも課題があります。必ず提出してください。提出期限は全て同じ設定にしていますので,レポート提出や章末試験の解答など,少し余裕を見て取り組んでください。
質問がある場合はフォーラムに書き込んでください。フォーラムへの書き込みに対して,積極的にコメントを入れてください。 
授業の目的
1.みのまわりの現象について一般論や間違った情報に惑わされることなく,自ら正しい判断ができるために必要な化学の知識を身につける。
2.論理的思考力,説明力,発問力を身につける。
3.有機化合物の構造が理解できる。 
到達目標
教科書で扱われている有機化合物の名前が書ける。
教科書で扱われている有機化合物の反応が正しく書き表せる。
教科書で扱われている有機化合物の性質が説明できる。
教科書で扱われている有機化合物の構造が正しく書き表せる。

(共通教育スタンダードの「広範な人文・社会・自然に関する知識」「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」に対応) 
成績評価の方法
・ノート画像 10%
・毎回のレポート 20%
・追加課題,コメント 10%
・章末テスト 40%
・期末試験 20%

毎回の提出物に10点満点で評価点をつけます。14回分の平均点に上の重みづけをかけて成績に加点します。
章末テストは毎回10点満点で採点されます。他の提出物と同様に平均点を出し,重みをかけて加点します。
期末試験は20点満点で採点結果が表示されます。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
第1回 オリエンテーション,受講の仕方
第2回 1章 有機化学をなぜ学ぶのか
第3回 2章 いろいろな有機化合物とその名前
第4回 3章 有機化合物(分子)のなりたち
第5回 4章 有機化合物のなりたちと基本骨格
第6回 5章 有機化合物の立体構造
第7回 6章 化学反応
第8回 7章 酸と塩基
第9回 8章 アルコールおよびエーテル
第10回 9章 アルデヒドおよびケトン
第11回 10章 カルボン酸とその誘導体
第12回 11章 アミン
第13回 12章 生体関連化合物1タンパク質と糖質
第14回 13章 生体関連化合物2脂質と核酸
第15回 14章 医薬品の化学構造
第16回 期末試験

【授業時間外学習について】
【ノートの画像提出】
・レポートの準備学修のため,作成したノートの各章の見開き2ページ(1枚)を画像データとして提出すること。ノートをデジカメ,携帯電話,スマホなどで写真にとり,その画像データをMoodleに提出すること。
【レポートの書き方】
・準備として,教科書を読み,パラグラフごとに説明文をノートに書いてみましょう。 ノートに書く説明文に評価基準はありません。自由に書いてください。この中から,5つを選んでレポートとして提出してもらいます。 ただし,レポートには評価基準があります。評価基準に合うように書き換えてください。また,異なるパラグラフから1文ずつを選ぶこと。
・説明文は1文にひとつの事柄を,具体的に書くこと。 2つ以上の事柄を1文で書いてある場合や,2つ以上の文章で説明している場合,内容に間違いがある場合,文法的な間違いがある場合は再提出を求めます。 また,主語と述語がそろっていない場合も再提出とします。体言止めの箇条書きも再提出とします。
*章末テストの正解の選択肢を書くつもりで書いて下さい。
・提出されたレポートにはコメントを返すので,コメントを見て参考とすること。
・再提出が必要な場合には「再提出」と返します。
・10点満点で評価点を記します。
・レポートの最初の行には,タイトルを付けること。 表紙は不要,タイトルはレポートの中身を表すものを自分で考えて付けること。 2行目には自分の氏名,所属,学年を書くこと。1行空け,4行目から説明文を5つ書くこと。
・レポートのファイル名は,学籍番号v章番号とすること。(例:b243c021v4.docx)
・レポートはWordまたはPagesで作成し,圧縮せずに提出すること。
・レポートはすべて提出すること。提出していなかった場合,再提出が必要なのにしていなかった場合は未提出と同じ扱いとし,成績評価を行わない場合があります。
【追加課題】
・追加資料には,課題がついています。この課題を追加課題として提出すること。フォーラムで解答する設問の場合,他の受講者の解答を見て,コメントを入れること。コメントは提出期限後1週間以内に書いて下さい。
各章コンテンツに公開期間を設定しています。提出期限までに全ての課題を提出し,試験に解答しなければ合格点はつきません。
*章末試験は2回解答可能です。2回解答した場合は平均点を成績とします。
*締切後にレポートをチェックし,コメントを返します。コメントを確認してください。レポートは,サイエンスコミュニケーションの練習のために書くものです。そのための評価基準を設定していますので,オリエンテーション資料をよく読んで下さい。長い長いレポートを出す人がいますが,その場合は再提出にします。

【バリアフリー対応について】
特別な配慮が必要と認定を受けた学生には,個別に対応します。教材と提出物は全てテキストと図表ですので,聾唖者も受講可能です。軽度の視覚障害者も可能だと思いますが,重度な場合は難しいでしょう。テキストの読み上げソフトなどは各自で準備をお願いします。Moodle内のテキストは全てPDFです。読み上げソフトのために他のファイル形式が必要という人は個別に対応します。

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
教科書1 書名 「はじめて学ぶ有機化学」
I S B N  978-4-7598-1807-9 著者名 高橋秀依ほか
出版社 化学同人 出版年 2015年
金額 2200

参考書1 書名 HGS分子構造模型 有機化学学生用セット
I S B N  978-4-621-30129-6 著者名 丸善出版制作
出版社  丸善出版 出版年 2017
金額 2640 
オフィスアワー
moodle内のフォーラム使用 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
やる気!! すべてオンデマンドで行います。この授業でセルフマネジメント力を身につけてください。
チャレンジ精神!

大学生向け教養の有機化学の教科書を使いますので,高校の化学より少しレベルが高いですが,文系の人でも受講可能です。準備学修を前提として授業を進めますので,早めに学修をして分かり難いところは事前にフォーラムに投げてください。

2017年度以前に「有機化学概論」を単位修得している場合は履修できません。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
moodle内のフォーラム使用 
教員の実務経験との関連
特になし