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科目ナンバリングについて
こちらを参照してください。  
講義コード
0050120-1 
授業科目名
知プラe科目 海洋地球科学概論 
授業科目名(英字)
Marine Geoscience 
時間割
前期集中 その他 集中
対象年次及び学年
1年次 
担当教員

村山 雅史

ナンバリングコード・水準
B3 
ナンバリングコード・分野
LAA 
ナンバリングコード・ディプロマ・ ポリシー(DP)
cbx 
ナンバリングコード・提供部局
ナンバリングコード・対象学生
ナンバリングコード・特定プログラムとの対応
ナンバリングコード・授業形態
Le 
ナンバリングコード・単位数

関連授業科目
特になし 
履修推奨科目
特になし 
学習時間
授業(e-Learning)90分×15回+自学自習 
授業の概要
【キーワード】海洋の動態,海洋地球科学,生物地球化学サイクル,地球環境

太陽系惑星で唯一存在する海洋の成り立ちと役割について学び,地球規模での様々な物質循環や気候変動について理解する。 
授業の目的
受講生は,地球表層環境における海洋の果たす役割をよりよく理解するために,海の成り立ち,海水の循環と物質循環,海底の動きや地球内部動態,堆積物に刻まれた地球環境の歴史と生命の進化に関する事を学ぶ。とくに,海洋の成り立ちや地球誕生から表層圏(大気圏,水圏,地圏,生物圏)の生命進化の過程で,海洋の果たしてきた役割を理解する。 
到達目標
海洋学の理解,地球科学の理解,地球表層環境の理解,学習手法の理解

(共通教育スタンダードの「21世紀社会の諸課題に対する探求能力」「広範な人文・社会・自然に関する知識」に対応) 
成績評価の方法
各講義の終了後に講義内容に関する10点満点の小テストをLMS上で実施する。定められた期限内に15回の講義コンテンツのうち最低10回以上の講義を聴き,小テストに解答することが必須条件である。
15回の講義終了時に,15回の小テストの合計点(150点満点)を100点満点に換算して評価する。
なお期末試験は実施しない。 
成績評価の基準
成績の評価は、100点をもって満点とし、秀、優、良及び可を合格とする。各評価基準は次のとおりとする。
 秀(90点以上100点まで)到達目標を極めて高い水準で達成している。
 優(80点以上90点未満)到達目標を高い水準で達成している。
 良(70点以上80点未満)到達目標を標準的な水準で達成している。
 可(60点以上70点未満)到達目標を最低限の水準で達成している。
 不可(60点未満)到達目標を達成していない。
ただし、必要と認める場合は、合格、了及び不合格の評語を用いることができる。その場合の評価基準は次のとおりとする。
 合格又は了 到達目標を達成している。
 不合格  到達目標を達成していない。 
授業計画並びに授業及び学習の方法
【授業スケジュール】
第1回 地球における海洋の役割
第2回 海はどのように形成されたか?
第3回 海水の性質
第4回 海の循環
第5回 海の循環にともなう物質循環
第6回 海底地形
第7回 海底堆積物の種類I
第8回 海底堆積物の種類II
第9回 海洋観測(手法,歴史,船の生活)について
第10回 海洋底に記録される環境の記憶
第11回 新生代気候変動「地球寒冷化」
第12回 地球温暖化と海洋酸性化
第13回 プレートテクトニクス
第14回 海底下生命圏の研究
第15回 海底資源(メタンハイドレート)

【授業時間外学習について】
参考図書を熟読すること,受講ノートの復習

【e-Learning科目の履修登録に際して】
本講義はフルオンデマンドで実施されるため講義室での授業は行わない。また、科目によって受講制限をかける場合がある。なお、教務システムの履修登録とは別にe-Learningシステム(Moodle)の登録が必要なので、大学連携e-Learning教育支援センター四国ウェブページに掲載している香川大学学生向け履修案内をよく読んで、期限内に登録手続きを済ませること。期限内に登録を完了できなかった場合は履修を許可しない。
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
教科書・参考書等
参考書1 書名 海洋地球化学
I S B N 978-4-06-155237-1 著者名 蒲生俊敬編
出版社 講談社サイエンティフィック 出版年 2014
金額  4,600

参考書2 書名 海洋地球環境学-生物地球化学循環から読む
I S B N 978-4-13-060752-0 著者名 川幡穂高
出版社 東大出版会 出版年 2011
金額  3,600

参考書3 書名 地球・惑星・生命
I S B N 978-4-13-063715-2 著者名 日本地球惑星科学連合
出版社 東大出版会 出版年 2020
金額  2,300

参考書4 書名 地質学I:地球のダイナミックス
I S B N 4-00-006240-9 著者名 平朝彦
出版社 岩波書店 出版年 2001

参考書5 書名 地質学II:地層の解読
I S B N 4-00-006241-7 著者名 平朝彦
出版社 岩波書店 出版年 2004

参考書6 書名 地質学III:地球史の探求
I S B N 4-00-006242-8 著者名 平朝彦
出版社 岩波書店 出版年 2007 
オフィスアワー
moodle(e-learningシステム)上の専用掲示板「お知らせ」を利用し連絡すること 
履修上の注意・担当教員からのメッセージ
e-learning形式の講義であるため,履修に必要な手続きをしておく必要がある。講義コンテンツはmoodle(LMS)システムを通して配信するので,moodleの使い方等について十分理解しておくこと。また,ノートを準備し,受講中に要点や専門用語を書き留めて,自分なりの講義ノートを作成すること。理解できなかった箇所は,推薦図書を参考に必ず復習をおこなうこと。 
参照ホームページ
大学連携e-Learning教育支援センター四国(知プラ)ウェブサイト
https://chipla-e.ucel.kagawa-u.ac.jp/ 
メールアドレス
moodle(e-learningシステム)上の専用掲示板「お知らせ」を利用すること 
教員の実務経験との関連
特になし